今週の収穫は…
Candle Wick Heart-shaped trays, cake stand w/sterling pedestal, vintage West Virginia Blendo yellow juice glasses
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サマータイムが始まりましたが、まだまだ肌寒い日が続きます。この時期はデザイン業界では繁忙期、私も締め切りに追われる毎日なのですが、今週も変わり種のアイテムが手に入りましたのでご報告いたします。
内訳はキャンドルウィックのハート型トレイ(小/中)、ケーキスタンド、ヴィンテージウェストバージニアBlendoイエロージュースグラス(6)の計9点です。
まずは、アメリカのミッドセンチュリーっぽさ全開のWest VerginiaのBlendoラインから黄色のグラデーションとゴールドリムが美しいタンブラーです。
年代は50年代、60年代で当時はとても人気で流行のデザインでした。
ディプレッショングラスとは違って、ポップで華やかな感じが印象的なアイテムです。日本での知名度は低いですが、主張しすぎない、さりげない感じが日本の家庭にもマッチしそうに思います。
次は、キャンドルウィックで人気のハートシェイプの小物入れです。
このアイテムは大中小と3つのサイズのセットで重ねることができるのですが、今回はスモールとミディアムの2つでした。
綺麗に重なるので単品でなくて、どうせだったら3つともコンプしたいという方は多いでしょう。
通常のキャンドルウィックよりも粒が大きく存在感があります。また、ハート型なのでちょっとしたアクセサリーの小物入れにちょうど良いのではないでしょうか。
そして、最後に一番議論を起こしそうなこちらのケーキスタンドです。
キャンドルウィックキャンドルウィックのケーキスタンドは大人気モデルで、偽物というかリプロダクト(現行品)が非常に多いことで有名です。
一見するとキャンドルウィックのようですが、独特のカットと細部で違和感を感じ、研究のため、購入してみました。
実際に検索すると、同じものがCandlewickとして出ているケースもあれば、言明を避けてCandlewick styleとなっているケースもかなりありました。
キャンドウィックたらしめるものといえば、この「つぶつぶ」です。偽物/リプロダクトを見極める1つの方法としては、このつぶつぶを見る方法があります。
この粒のつけ方ですが、一粒一粒を手作業でつけているのでボーダーのない綺麗な場合と、たい焼きのように版と版を合わせたために球の中心にヒダが存在しているものとあります。キャンドルウィックにはモデルによって違いますが、どちらのタイプも存在していますので、一概にこのヒダがあるからといって否定はできません。
ただ、偽物/リプロダクト品はこのヒダが大きい、もしくは球がかなりずれてることが非常に多いです。
このケーキスタンドはヒダがあるモデルですが、かなり丁寧に作られている印象でしたので、これだけではまだ否定も肯定もできません。
ただ、デザインや素材的にビンテージなのは間違いなさそうです。おそらく、インペリアルグラス社が全盛期の時に、多くのグラス会社に影響を与えて、実際にその影響を受けたアイテムが確認されていますし、これもそのうちの1つなのかもしれません。
もちろん、キャンドルウィックではなかったからといって、その価値が否定されることはないですが、人気ブランドで注目も高いので、引き続き調べてみたいと思います。