ホワイトデーということで、急に甘いものを食べたくなった私はスーパーへ。そう言えば、最近はアメリカに来てからはヨーグルトばかりで大好きなプリンを食べることがなくなったことを思い出し、店頭を物色するのですが…
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コーナーの大半を占めるのはやはりヨーグルトで、あとは原色のゼリーやチョコ味の何かがあるばかりで、私が食べたい日本でよく見る「プリン」がなかなかありません。代わりに「RICE PUDDING」をよく見かけますが、全く別物です。
しょうがないので、またチョコプリンを作ろうかなとクッキングコーナーへ向かうことにしました。
粉末に牛乳だったり、水を加えるだけで作れるカップデザートの素がたくさん並んでいるのですが、そこになんとプリンのようなものを発見したのです。
それがこちらです。
作り方はいつも通り、牛乳に素を溶かして固めるだけという至極シンプルなので料理過程は省きましたが、見た目は非常に私の探していたプリンのようです。
その名も「Caramel Custard」(キャラメルカスタード)。
今回はファイヤーキングのリブ付きカスタードカップに作ってみました。
よくスリフトでも見かけるカスタードカップとの大きな違いはこのカップの一番の魅力でもあるリブ(文字通り肋骨のような畝のような模様)でしょう。
現行の陶器製のカスタードカップでもこのデザインを採用しているものを多く見かけることからもその人気の高さはうかがい知れます。
セラミックと違って、うっすらと黄色が透けて見えるのが良いですね。プリンの優しそうな感じがよく現れているように思います。
付属のキャメルソースをかけるとより一層プリンのようになりました。
あとは味さえ問題なければ何も言うことはないのですが、果たしてこの西海岸で日本のようなプリンを味わうことが出来るのでしょうか。
普通にプリンでした。
実際は少しさっぱり、水っぽい気がしましたが、牛乳よりもよりコクのあるハーフ&ハーフを使うとか生クリームを少し入れるとかすれば、より日本の美味しいプリンに近づくことでしょう。
調べてみると、いわゆる日本のプリンはやはり「キャラメルカスタード」とのこと。
どのあたりがメキシカンスタイルなのかまでは確証を得られなかったので、今度知り合いのラティーノに聞いてみたいと思います。
今回使用したリブ付きのカスタードカップは数あるミルクグラスのカップの中でも最もオススメのものの一つです。
カスタードカップはどうしても複数個揃えるのが大前提となりますが、嵩張ると収納の見栄えに影響を与えます。シンプルなアイテムこそ、少し特徴があるアイテムを取り入れることで、その見栄えも格段によくなります。
なかなかスリフトで見かけることはありませんが、アンティークショップで探し出してみる価値のある一品です。