2017/12/31

普段は業者しか入れないLAの魚市場に行ってみよう

西海岸ライフ

普段は業者しか入れないLAの魚市場に行ってみよう

普段は業者しか入れないLAの魚市場に行ってみよう

  

実はロサンゼルスの南部サンペドロは、大きな港があり多くの貿易船が見かけることができます。ここには普段一般の方が利用できない魚市場があるのですが、一週間に一度だけ一般の方にも開かれる日があるのです。

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ロスのフィッシュマーケットに行ってみよう

毎年言っているような気がしますが、今年もあっという間に終わってしまいました。
せめて締めには、普段なかなか食べられないものを食べたいということでシーフードを食べることにしました(実家では毎年大晦日は寿司とカニでした)。

普通であればスーパーで買うのですが、特別な日ですからいつもと違うことをしようということで漁港まで買いに行くことに。

午前2時にノースハリウッドの自宅を出まして、FWY110でひたすら南を目指します。
この時間交通は少ないですが、土曜の早朝であることもあり、危険な運転をする車が少なく、意外と危険な時間帯です。
そのまま高速道路を南に走ること約一時間走ることになります。

港町サンペドロの朝は早い

着いたのがここ、サンペドロのフィッシュマーケットです。
場所はロスの南部、大きな日系コミュニティがあるガーデナやトーランスの近くにもあるので現地日本人にも馴染みのある街ですが、あまり治安はよくありません。

そんなところに朝早く、しかもノースハリウッドから来た理由はもちろんあります。

このフィッシュマーケット、普段は一般の方は利用できないのですが、土曜の早朝だけ一般の方にも開かれています。

魚介のクオリティはもちろんのこと、驚くべきはその値段です。私がここの存在を知ったのはかれこれ7年ほど前になるでしょうか。初めて行った時の衝撃が凄まじく、それ以来定期的に通いつめるようになりました。

しかし、北の方に引っ越してからすっかりごぶさたでしたので、なかなかこういう特別な機会でないとこれなくなってしまったのは残念です。

早起きは三文の得、朝一で行きましょう

午前2時から7時までの5時間ほど空いていますが、良いものはすぐに売れてしまいます。この時ばかりは「残り物には福がある」は通用しません。

かなり冷える早朝にもかかわらず、大勢の方で賑わっていました。レストラン従業者などのビジネス目的の方だけではなく、一般家庭の方も来られています。

マーケット内は写真禁止ですので外観ばかりになってしまうのが残念ですが、日本人にもなじみ深い魚から珍しいものまで揃っているので、見てるだけでも楽しいですよ。

日によって違うのですが、この魚市場には複数の会社が営業しており、それぞれ取り扱いってる商品も違います。

ここの会社では生きたカニの入った水槽があり、自分で好きなものを取ることができるのですが、妻が取ろうした時に指を挟まれて掴んだカニを離してしまいました。

それだけなら良いのですが、あまりの痛さにポロポロと涙が頬を伝います。フィッシュマーケットで泣く方を見たのは初めてです。指を見ると、爪の部分が内出血してるようで黒い斑点が出来てしまいました。

それくらい活きの良い商品を扱っているということでしょう。

もちろん食器はいつものビンテージ

今回は生きたカニとマグロが目的でしたが、なかなか魅力的なものが多く、イカとエビとサーモンも買いました。

マクベスエバンスのアメリカンスィートハート大皿

サイズ比較のためにファイヤーキングのジェダイエキストラヘビーマグを並べましたが、この量で$20しません。

PyrexのUS Navyチリボウルが丼にちょうど良いサイズ。アンカーホッキングのソレノも。

夜がメインでしたが我慢できなかったので、昼には早速買ってきたマグロを鉄火丼っぽくアボカドを乗せて食べてみましたが、これが本当に美味しい。

カニから出る汁もファイヤーキングのコッパーティントパイプレートが逃がしません

そして、夜は彼女を苦しめたカニと買ってきたシーフードを贅沢に使った鍋を堪能しました。
なかなか料理が苦手な我々にとって、鍋は手軽に出来るので頻繁に食べるのですが、いつもより豪華で一年の良い締めになりました。
写真の食卓が佗しそうに見えますが、二人とも料理を頑張っている最中なのでご容赦くださいませ。

San Pedro Saturday Morning Fish Market
場所: 2200 Signal Pl, San Pedro, CA 90731
営業時間:毎週土曜2am-7am

営業時間などビジネスが最新にアップデートされていない可能性がありますので、行く前には一度確認されることをお勧めします。
  

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ロサンゼルス・日本を中心に活動するフィルムメーカー/アートディレクターです。 米国のミッドセンチュリー期のテーブルウェアを中心にレビュー、撮影から日常のひとときまでシーンを彩る最適な食器を提案いたします。

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