ヤシの木に雲一つない青空、大変に過ごしやすいロサンゼルスにあって他の州よりも野外のフリーマーケットが盛んなようです。サマータイムはほとんど雨が降ることはなく、傘も所有していない家庭も珍しくありません。
なので、野外のイベントも雨を想定していないことが多く、突然の雨に脆弱性を見せるここLAなのですが、もし、雨が降り出したらフリマはどうなってしまうのでしょう?
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ロサンゼルスを中心としたSo-Cal(ソーカル)と呼ばれるカリフォルニア南部はなかなか雨が降ることはなく、とても過ごしやすい気候で雪国出身の私はもう地元で暮らせる気がしません。
過去数年間フリマで雨に遭遇したことは稀なのですが、この2月3月はちょっとした雨季で、雨の日が続くことがあります。水はけの悪い土地なので道路が冠水したり、信号機が壊れたり、雨漏りが浸るところで見つかったり(でも直さない)などとにかく雨に弱い印象を受けますが、果たして雨天でのフリマはどうなるのでしょう?
今回訪れたのは、オレンジカウンティにある街サイプレスのCypress Collgeで毎週末行われているスワップミートです。
アメリカでは大学の広大な敷地を利用して休日にフリマが開かれていることがあります。先日ご紹介したの「Fair Fax High School」もそうでした。
ただ、Melrose Melting Potと決定的に違うのはこちらのイベントは無料ということです。
会場がカレッジということもあり、パーキングスポットは豊富です。無料なところもありがたいですね。
さて、タイトルの話ですが、雨の日のフリマはどうなるのでしょうか?
ホームページを見ると雨天決行の所が多いのですが、実際行われるのか検証してみることにします。
この日は雨が降りそうというか、すでにかなり降っていました。
結果から言うと普通に行われていましたし、驚いたのが来場者も多かったということ。
傘を用意されている方が大半だったので、突然予期せぬ雨が降ったというよりはわかってきている方が大半なようですね。
テントや雨よけカバーで保護しているブースもあれば、そのまま野ざらしで全く気にしないという方もいました。ワイルドですね。
パイレックスのボウルとウラングラスのハンドル付きプレートを発見。それなりにビンテージ品はあります。
このような食器などはまだ良いとしても、電化製品が雨でがっつり濡れても大丈夫なのでしょうか…こういう場所では家電は買わないほうが良いかもしれませんね。
野菜やフルーツのブースもありますよ。
プラムが5個で$1は結構お買い得ですね。生鮮食品目当てでくる方も多いです。
メキシカンフードのフードトラックも出ています。みなさん、雨も気にせず料理を楽しんでおられます。
エアー組み立て式の大きな滑り台も楽しめるようですが、さすがにこの日は挑戦している方はいませんでした。ちょっとしたウォータースライダーになってしまいました。
今回は気になったのでわざと雨の日に来てみたのですが、快晴の日に来たこともあります。その上でここのスワップミートを評価したいのですが、スワップミートはアンティークショーではないので、圧倒的にビンテージアイテムと出会える確率は低いです。ただ、一般家庭の不用品に混じっているなどアクシデント的な出会い方をすることもありますし、ビンテージ品を中心に出店しているブースもあります。
私の個人的見解なのですが、オレンジカウンティは比較的ビンテージへの意識が高く、スワップミートでも少し値段が高いような気がします。それでもアンティークショーよりやすいのですが。
肩透かしを食らうことが多そうなのでガス代と時間を使っていくことを考えるとLA界隈の方にはお勧めしません。ただ、近所に住んでる方は無料でふらっと入れるので一度は行ってみる価値はあると思います。
いずれにしろ、晴れてる日に行ったほうが良いです。
Cypress college swap meet
住所: 9200 Valley View St, Cypress, CA 90630
毎週土曜&日曜日 6:00AM-4:00PM
情報は執筆当時のものです。入場時間/料金などアップデートされていない可能性があるので、事前に調べていかれることをオススメします。