今週の収穫は…
Hazel Atlas Vintage Green Vaseline Glass Custard Cups, Anchor Hocking Princess Topas Creamer & Sugar Bowl, Fire King One Handle Casserole, Glasbake Custard Cup, Candlewick 4-Part Handled Divided Relish Tray and Cake Stand.
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今週の内訳は…
ヘーゼルアトラスビンテージウラングラスグリーンスモールカップ、アンカーホッキングプリンセストパーズクリーマー&シュガーボウル、ファイヤーキングワンハンドルキャセロール、そしてキャンドルウィックハンドル付き4パートディバイデッドレリッシュトレイとケーキスタンドの11点です。
まずはこちらの小さなピースですが、ヘーゼルアトラスのヴィンテージウラングラススモールカップです。
ウランガラスとは顔料に極微量のウラン鉱石を使用しているグラスのことで、光の当たり方によって特殊な輝きを生み出すディプレッション期を代表するユニークなグラスです。なので、こう見えても約90年前の歴史のあるアイテムです。
ウランと聞くと驚かれる方がいると思いますが、ごく微量で人体に影響はない量ということで当時は多くのガラス製品に使われていました。
今でもチェコとアメリカの一部のガラス会社で使用されているだけだそうで、ミルクグラスと並び、失われつつあるガラス製品であり、世界中に多くのファンがいます。
普通の緑色に見えますが独特の光り方を見せているので、慣れてくると見るだけでウラングラスかどうかわかりますよ。ちなみに英語ではVaseline Glass(ワセリングラス)と呼ばれています。
底にはしっかりとヘーゼルアトラスの刻印が刻んであります。
サイズ的に普通のカスタードカップより一回り小さいので、ショットグラス、もしくはナッツカップにしても良さそうです。
続いては、同じくディプレッショングラスのアンカーホッキングのプリンセスパターンのトパーズのクリーマーとシュガーボウルです。
プリンセスパターンと言えば、先日見つけたピンク色のものでその存在を知りました。
ファイヤーキングのフィルビーと似ているなと思ったら、同じアンカーホッキングでより歴史のあるパターンということが判明いたしました。
今回は黄色ですが、この色はトパーズと呼ばれています。その美しさは宝石のトパースのようです。
よくあるクリーマーとシュガーボウルよりも横に広い、楕円的な珍しい形担っています。
ちなみにディプレッショングラスはアメリカに多くのコレクターがいて、中には驚くほど高価なアイテムも存在します。
日本ではファイヤーキングなどのコレクティブルが大人気で高騰していますが、アメリカではディプレッショングラスの方が高値が付きやすいのです。最初これを遠くから見つけた時、フェデラルのマドリッド柄グレービーボートだと思って興奮しました。もしそうであれば、数百ドルで取引されていたわけですから、すごい世界です。
もしアメリカで食器のリセールで一攫千金を狙うならディプレッショングラスの方がオススメですよ。
こちらはファイヤーキングのワンハンドルキャセロールです。ハンドルがついてるのでかなり実用的ではないでしょうか。重ねて収納して置きやすいです。
大人気、インペリアルグラスのキャンドルウィックの4パートディバイデッドリリーフトレイです。
底にサンドブラストに寄る美しい模様が描かれています。
キャンディーやお菓子を入れておくのにちょうど良さそうだったので入れてみました。こうしたちょっとした小物ですらキャンドルウィックな生活は良いですね。
そして、こちらが今回の目玉、キャンドルウィックでも1、2を争う人気のケーキスタンドです。日本では考えられないかもしれませんが、アメリカではケーキスタンドが一般的で、需要が高いです。
本物は高値で取引されるので、偽物というか明らかにキャンドルウィックを模したケーキスタンドがアンティークモールでも販売されているのをよく見かけます。$30くらいで売られているものは注意が必要です。
ドームもつけてもらったのですが、この二つ合わせるとかなりの重量で、持って帰るのが大変でした。
既に同じものをもう一つ持っていたのですが、人気のせいか、なかなか見かけることがなく、興奮のまま購入してしまうのですが、かなりかさばるアイテムなのでいつも収納に困ってしまいます。
キャンドルウィックと言えばこのつぶつぶですが、リムの小さい粒とステムの大きな粒でとても存在感のあるモデルですので、キャンドルウィックファンは一度お手に取ってみてください。