LAの日本人宿ISAO HOUSEに食器を提供しました

最近すっかり更新が滞ってしまいましたが、新しいプロジェクトに参加、ファイヤーキングを中心とした食器を提供して来ましたので、そのご報告をさせていただきます。

その名も『イサオハウス』

数年来の友人であるイサオ君が、この度ロサンゼルスでゲストハウスを開きたいということで、微力ながら協力させて頂いております。

そのプロジェクトの名は『ISAO HOUSE』。

「ロサンゼルスのみんなのお家」となるべく、まずはLAで一番のゲストハウスを目指して、とのことですが近々４件目をスタート、名実ともに目標を実現しつつあります。

この宿業を始める前から彼を知っていましたが、大きなリスクを掛けてまで自信を持ってお勧めできる宿を作らなければいけないという彼の考えに、痛いほど共感しています。

本当に今のロスは安心して住める住環境を探すのが大変なんです。

住環境が恵まれなかったが故に、途中で諦めて帰った人も知っていますし、私もイサオくんも実際に住む場所に苦労して、色んなところを転々としていた時期があるので、その大変さは痛いほど知っています。

観光で来るにしても、年々ホテルの宿泊料も上がって来ていますし、その傾向はしばらく続きそうです。

外でどんなことがあっても、家の中が安心ならまたいくらでも再出発できるので、家はただ単に寝泊まりする場所だけでなく、『世界一安全な場所』でないと思います。

コマーシャル出来ました

去年の年末に早速CMの撮影を行いまして、そこでプロダクションデザインとして食器を提供させていただきました。

実際のイサオハウスで撮影を敢行。

場所はダウンタウン近くということでそんなに良いところを造像していなかったのですが、USCエリアの中ということでここは抜群に治安も良く、夜中もブロックごとに警備員の方が立っていて、さすがカリフォルニア有数のお金持ち学校だと感じさせてくれました。

またこの地区一帯が歴史文化財に指定されているエリアなので、雰囲気も非常に良く、歩き回るだけでも楽しいです。

イサオハウス自体が地区100年以上の古民家で、こちらも文化財に指定されていて、そのため勝手に外観の色を変えたりすることが出来ないそう。

ヴィンテージ食器を探せ

せっかくこんな歴史的建築物で撮影できるので、当時使っていたかもしれない年代の食器を小道具に採用。

ストーリーには直接絡んでこないのですが、やはりビンテージの家には自然に溶け込んで、まるでそこに最初からあったかのような親和性でした（実際一つ忘れていきました）。

ちょいちょい家の中で登場して来ますので、『ウォーリーを探せ』感覚で楽しんでみてください。

ちなみに今回使用したのは…

・『ファイヤーキングDハンドルマグ（ジェダイ）』
・『ファイヤーキングDハンドルマグ（ターコイズブルー）』
・『ファイヤーキングRWストレートカップ（ジェダイ）』
・『ファイヤーキングキンバリータンブラー（アンバー）』
・『マクベスエヴァンス-アメリカンスイートハート-ディナープレート（大）』
・『マクベスエヴァンス-アメリカンスイートハート-ボウル（大）』

どれも私が個人的に好きなものですが、映像に良い感じに映えて来るのです。

ジェダイカラーは置くだけでその空間が華やかになりますし、柔い印象を与えます。

キンバリーのタンブラーはウィスキーなどのハードリカーをアイスで注いだりすると、高級感が出て、プロダクションバリューが欲しい演出にはもってこいです。

マクベスエバンスは、普通の無地の白い食器とは明らかに違う雰囲気が映像をとしても伝えることができるので、自然にポップアップさせることができるので、映画関係者にも人気な食器なんですよ。

さすがにジェダイなんかはゲストハウスの備品で置いていると盗まれそうなので持って帰りましたが、ファイヤーキングやオールドパイレックスのビンテージ食器を大量に寄付させてもらったので、もしあったら使ってもてください。