実はハリウッドのど真ん中に最新の日本を感じることができるスポットが昨年ひっそりと誕生しました。日本人でありながらも十分に楽しむことができましたので、紹介したいと思います。
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日本を世界からもっと発信しようということで、外務省が進めるプロジェクト「JAPAN HOUSE」がロサンゼルスにてオープンしました。
仕事で付き合いのある委員会の方から、ロサンゼルスが競合入札でジャパンハウスをロサンゼルスに開く権利を得たと聞いたのが約2年前で、ついに昨年の9月にオープンしてから数ヶ月が経ってしまいましたが、ついに足を運ぶことができました。
ハリウッドのど真ん中、ハリウッドハイランドの商業施設の2Fと5Fに施設があります。地下鉄のレッドライン、HOLLYWOOD&HIGHLAND駅で降りてすぐなので、観光の方も訪れやすい場所にあります。
エスカレーターの近くにあるので非常にわかりやすく、おしゃれな外観なので迷わないでしょう。
あまりにも良いロケーションにあるので、テナント料高いのだろうなぁと心配になってしまうほどです。
店内にはおしゃれな日本製品が美しく並べられているので、美術館のようでしたがどれもれっきとした商品で購入することができます。
ただ、どれも高いのでどれくらい買う方がいるのか気になります。
見ているだけでも楽しく、感心させられる製品ばかりでした。新しい日本ブランドの構築と認知に一役を買うのではないか、と期待せざるを得ません。
店内のスタッフさんも、冷やかしの私にも優しく丁寧に説明をしてくださるプロフェッショナルな方々ばかりで、気持ちよく店内を見回ることができました。日本の魅力は製品だけではないのですね。
アメリカのビンテージ食器ばかり集めているのですが、たまに触れる日本の器にも惹かれるものがあります。
ただ、どれもファイヤーキングジェダイのフィルビーマグ買えそうな値段なので躊躇してしまうのです。
そういえば、最近は味噌汁もミルクグラスのチリボウルで飲んでいるなぁ、としみじみ。
ちょっといいなと思ってしまったのが、この小さい花が連続しているアイテム。アクリルの中に等間隔に並んでいるのですが、これ実は物差しなんですよ。これ誕生日でもらえたら嬉しいです。
サボってるサボテンがいました。
店内の奥の方にはギャラリースペースがあり、期間限定で様々な展示が行われるようです。
今回は光をテーマにした作品の展示で、リフレクション素材を利用して光の当て方で見え方が変わったりする作品など、ただ見るだけではなく体験することが出来たので、より楽しむことができました。
目の錯覚じゃないか、と思わせるようなマネキンさん。
自動で大量に並んだiPhoneがストロボ撮影していくのですが、インパクトが強いです。
結果から言うと存分に楽しむことができました。
日本から観光に来る方はわざわざハリウッドに来てまで見るほどのものでなないでしょうし、在米日本人もあまりこのような観光地にいく機会は少ないと思いますので、日本に馴染みのなかった方への「新しい日本」の認知に貢献してくれると嬉しいです。
「Cool Japan」なんて書いたラッピングバスを走らせるより、全然COOLでした。