2018/03/23

インスタ映え!広大でよくデザインされたLA郊外のアンティークモール#02

買付日誌

インスタ映え!広大でよくデザインされたLA郊外のアンティークモール#02

インスタ映え!広大でよくデザインされたLA郊外のアンティークモール#02

  
目次

    シリーズ「ロサンゼルスのアンティークモールに行こう」

    ロサンゼルスには、個人で営まれているような小さなビンテージショップから200以上のブースまで備えているような巨大なアンティークモールまで、いろんな街で見かけることが出来ます。
    買い物メインでなくとも見て回るだけでも楽しいのですが、今回はその規模は大きいにもかかわらず、隅の隅までずっと歩き続けたくなってしまうよくデザインされたアンティークモールをご紹介します。

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    件のアンティークモールはロサンゼルスダウンタウンの東の外れにある街「Whittier」(ウィッティア)にあります。

    この街はダウンタウンからさほど離れていないのですが、以外と歴史のある街でWikipediaを見ると、古い民家が並んでいたり、ヒストリックな建物もあるので、休日なんかに観光ついでに散策しても楽しそうな街です。

    そして、こちらが噂のアンティークモール「King Richard’s Vintage Center」です。規模の割にパーキングが少ないので、土日あたりはパーキング戦争が勃発することもよくあります。開店直後に行くのが良いでしょう。

    ここのモールに足を踏み入れてまず思うことはとにかく、明るく綺麗だということです。

    ヴィンテージ、それ自体は古かったり、ものによってはカビ臭いものも多いのでただそれらを集めておくだけですとどうしても陰湿な雰囲気になってしまいます。
    加えて、照明が暗い所が多く、なかなか初心者の方には入りにくい場所になっているケースも少なくありません。

    照明の明るさだけではありません。見ているだけで楽しくなるようなディスプレイやクリエイティブに溢れた装飾の数々など、ちょっとした博物館を歩いているような感覚になることが出来ます。

    下の階層への入り口もおしゃれです。

    アンティークモールでは地下の階にも展開されていることは珍しくないのですが、たいていより暗かったり、天井が低かったり、上の階は普通なのに下で雰囲気が悪くなってしまう所が非常に多いです。また、そのせいもあって良いものがなさそうな感じで、ただの収納スペースに感じられてしまうのです。

    ただ、ここの下層は道幅も広く、天井も高く、全く圧迫がありません。

    また、上の階と違ったスタイルのアイテム(大物家具など)が充実しているので、上の階の続きというよりはまた違った感覚で楽しめます。

    自分の興味にない分野のものでも思わず足を止めて見入ってしまうようなコンセプトがしっかりしてるブースが多いです。素敵に飾られていると魅力的に見えてしまいますよね。

    本当はいけないことのですが、(おそらく)日本人大学生の3人組がとあるブースでビンテージのハットを勝手にかぶったりするなどはしゃぎながら写真を撮っていました。

    どれもオーナーにとっては思入れのある大切の物なので、最大限にリスペクトを払うことを忘れてはいけません。

    私は事前に、写真を俯瞰で撮ること/宣伝目的であることを条件に撮影を許可してもらっていますが、個々のブース、特定のアイテムを勝手に撮影することを嫌がるモールが非常に多いです(許可が必要です)。

    ただ、はしゃいで写真を撮りたくなる気持ちはわかります。それくらいここのモールは魅力的で心が踊ってしまうという証明ではないかと思うのです。
    買い付けなどの生業レベル人ではない、まだ興味を持ち出したくらいの人でも十分に楽しめると思います。静かに見させてもらいましょう。

    さらに上の階もあります。

    私は上から下の階を見ることが好きなのです。オーガナイズされたアンティークモールほど上から俯瞰して楽しいものはありません。

    歴史を感じさせる梁がまた良いですね。

    なかなか3階建構造のモールは多くはなく、それぞれの階が割と広いので全部歩き回ると結構な運動になると思います。

    でも、見てるだけで楽しくなるような仕掛けに溢れていて、疲れを忘れさ背てくれるのです。

    なんたってトイレもこんな感じですから。

    以上、ウィッティアからオススメのアンティークモールでした。

    King Richard’s Antique Center
    ADDRESS: 12301 Whittier Blvd, Whittier, CA 90602
    営業時間、ビジネスなどの変更のアップデートが追いついていない可能性があるので、行く前に一度確認を。

     

      

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    ロサンゼルス・日本を中心に活動するフィルムメーカー/アートディレクターです。 米国のミッドセンチュリー期のテーブルウェアを中心にレビュー、撮影から日常のひとときまでシーンを彩る最適な食器を提案いたします。

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